「将来、子どもは何人欲しいですか?」
婚活では、お互いの結婚観を知るために、こんな話をすることがあります。
「できれば2人」「私もそう思っています」
希望が同じだとうれしいし、将来を想像するきっかけにもなりますよね。
でも、子どもの人数が一致することと、その暮らしを一緒に支えていけることは、少し違うのかもしれません。
「2人目の子どもを望む人の割合が過去最低になった」というニュースを見て、2人の子どもを育てる母として、そして結婚相談所のアドバイザーとして、感じたことがあります。
「2人目を望む」は28.2%で過去最低に|明治安田の調査結果
明治安田が2026年10月19日に発表した調査では、0〜6歳の子どもが1人いる既婚男女のうち、2人目を望む人は28.2%。2018年の調査開始以来、最も低い割合となりました。
ポイント | 調査結果 |
|---|---|
2人目を望む人の割合 | 28.2%(2020年の56.9%から半分以下、6年連続の減少) |
「2人目は欲しいが難しい」「欲しいと思わない」理由の1位 | 将来の収入面への不安 54.5%(前年より9.0ポイント増) |
状況が変われば2人目を望めると答えた人 | 66.4% |
※調査全体は、全国の0〜6歳の子どもがいる既婚男女1,100人を対象に実施。28.2%は、そのうち子どもが1人いる人の回答です。
「欲しい」という気持ちだけでは決められない現実
このニュースを、「子どもが欲しい人が減った」とだけ受け止めることはできないと感じました。
実際、経済的な状況などが改善すれば2人目を望めるようになると答えた人は、66.4%にのぼります。
欲しい気持ちはあっても、これからの生活費や働き方を考えると、簡単には決められない。家族を大切に思うからこそ、慎重になることもあると思います。
そして、実際に子育てをしていると、お金に加えて、時間や体力、人手のことも切り離せません。
2人育児で、何度も感じる「手が足りない」
私たちにも2人の子どもがいます。
子どもとの暮らしには、うれしいことも、思わず笑ってしまうこともたくさんあります。ただ、大変なことも本当に多いです。
2人が同時に泣いたり、それぞれに対応が必要だったり。「もう一人、大人がいてくれたら」と思う場面もあります。
どれだけ気持ちがあっても、一人では同時にできないことがある。単純に「手が足りない」と感じるのは、日々の育児の中で何度もあることです。
だから、2人目を考えるときに「今の生活で、やっていけるだろうか」と不安になる気持ちは、とても身近に感じます。
それでも、1人のときよりチームになれたわが家
一方で、2人になってから、わが家で変わったこともあります。
子どもが1人のときは、私が一人で対応する場面も多くありました。けれど、2人になると、私だけでは物理的に対応しきれません。夫も、その場で自分が動く必要があるようになりました。
二人で対応する場面が増えるうちに、
「今はこっちをお願い」
「じゃあ、その間にこれをするね」
そんなやりとりが増え、1人のときよりも育児のチームワークができてきたように感じています。
大変さがなくなったわけではありません。それでも、二人で動けることで、助かる場面は確かに増えました。
これは「2人目が生まれれば、夫婦で協力できるようになる」という話ではなく、あくまでわが家で起きた変化です。
振り返ると、子どもが1人のときから、二人で担えることをもっと話せていたら、違った部分もあったのかもしれません。
婚活中に話しておきたい|「何人欲しい?」の先にある暮らし
この経験から、子育ての大変さは、人数だけでなく、誰がどのくらい担っているかによっても変わるのだと感じています。
同じ「子どもは2人欲しい」という希望でも、一方が主に育児を担うイメージなのか、二人で働き方や生活を調整するイメージなのか。そこが違うと、思い描いている毎日も違ってきます。
だからこそ婚活では、子どもを望むか、何人を希望するかに加えて、その先の暮らしについても、少しずつ話せるといいなと思います。
婚活で使える、暮らしの会話の例
「子どもが生まれたら、仕事はどんなふうに続けていきたい?」
「二人とも忙しくなったら、家事や育児はどうしていこうか?」
「家族や外部のサービスに頼ることについては、どう思う?」
最初から、完璧な答えを出す必要はありません。実際にその生活になってみないと、分からないこともたくさんあります。
見ていきたいのは、答えが一致するかだけでなく、お互いの希望や不安を聞き、一緒に考えられるかどうかです。
子育てで悩んだとき、いちばん頼りにされているのは「配偶者」
同じ調査では、子育てで悩んだときに頼りにする相手は、「配偶者」が58.3%で最も多い結果でした。
結婚相手は、一緒に暮らす人であると同時に、悩みを話せる、いちばん身近な相談相手でもあります。条件が合うかだけでなく、不安を話せる相手かどうかも、お相手選びの大切な視点です。
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不安を話せることも、結婚後の安心につながる
「子どもは欲しいけれど、自分ばかりに負担が偏らないか心配」
「仕事も大切にしたいけれど、両立できるか分からない」
こうした話は、婚活中だと少し切り出しにくいかもしれません。でも、これからの暮らしを大切に考えているからこそ、気になることでもありますよね。
もちろん、経済的な不安や働く環境の問題は、夫婦の話し合いだけで解決できるものではありません。周囲の助けや、社会の支援も必要です。
そのうえで、困ったときにどちらか一人が抱え込まず、「どうしたらいいかな」と二人で考えられることは、日々の支えになると思います。
子どもを持つかどうか、何人を望むかに、みんなに共通する正解はありません。希望が変わることもあります。
だからこそ、人数の約束だけでなく、状況が変わったときにも話し合える関係を、大切にしていきたいですね。
よくある質問
Q. 婚活で、子どもの希望はいつ聞けばいいですか?
A. 決まったタイミングはありません。お互いのことが少し分かってきて、会話に慣れたころから、少しずつ話せるとよいと思います。いきなり人数を確かめるのではなく、「子どもとの暮らしをどう思い描いているか」から聞くと、話しやすくなります。
Q. 子どもの人数の希望が違うときは、諦めたほうがいいですか?
A. 人数だけで決める必要はありません。希望が変わることもあるので、なぜその人数を望むのか、どんな暮らしを思い描いているのかまで聞いてみてください。そのうえで、お互いの考えを聞き、一緒に考えられるかを見ていきましょう。
Q. 経済面の不安は、婚活でどう話せばいいですか?
A. 収入の金額を聞くことよりも、「これからの働き方や、お金の考え方をどう思っているか」を話すと、お互いの価値観が見えやすくなります。話しにくいときは、アドバイザーに相談する方法もあります。
Q. 無料相談では、何をするのですか?
A. これまでの婚活や今のお気持ちを伺いながら、今の婚活を続けるか、方法を変えるかを一緒に整理します。入会を決めていなくても大丈夫です。
結婚した後のことも、一緒に考える婚活を
江戸川区の結婚相談所With Stepは、子育て中の30代夫婦で運営しています。
私たち自身も、毎日の暮らしの中で、迷ったり、話し合ったりしながら過ごしています。その経験も交えながら、会員様がどんな結婚生活を望んでいるのか、一緒に考えていきたいと思っています。
結婚はしたいけれど、その後の暮らしが漠然と不安
子どもや働き方について、相手にどう聞いたらいいか分からない
そんな、まだ整理できていない気持ちも、お気軽にお話しください🌿
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【出典】
明治安田「子育てに関するアンケート調査」(2026年10月19日発表)
https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2026/pdf/20261019_01.pdf
調査概要:全国の0〜6歳の子どもがいる既婚男女1,100人/2026年9月1日〜7日/インターネット調査
